2015年7月11日土曜日

Windows8以上のユーザー名の話。

最近、困ったことがある。
Windows8以上で、意図せずユーザー名が日本語になってしまい、一部のソフトが正常に作動しなくなるという問題だ。
これは、Windows8でアカウントを作成する際の手順に問題があるのだ。以下にその手順を示す。

1.メールアドレスを要求してくる。
2.Microsoftのメールアドレスならそこでおしまい。それ以外だと新規登録画面に遷移。
3.おしまい。

そう、これだけなのだ。ユーザー名を入れるところはない。Microsoftアカウントに設定されている本名がユーザー名になってしまうのだ。
これを防ぐ方法が、実は上の手順1にある。実は、ここでMicrosoftアカウントとの関連付けを拒否しローカルアカウントを作成するということを選択できる。これをすることにより、任意のユーザー名を付けられる。
そして、必要に応じて後からMicrosoftアカウントを関連付けすればいいのだ。表示名は変わるが、内部のディレクトリ名はそのままになる。

最後に、簡単にユーザー名の生成式をまとめておく。

1.最初からMicrosoftアカウントを関連付けする、かつ日本語の名前を登録 例:電脳 太郎
→ユーザー名は日本語、死ぬしかない。名前のほうになると思われる。例:「太郎」
2.最初からMicrosoftアカウントを関連付けする、かつ英語の名前を登録 例:「Dennou Tarou」
→ユーザー名はメールアドレス?から生成された謎の英数字。例:「tarou_000」
3.ローカルアカウントを作成
→ユーザー名はアカウントを作成時に設定したもの。


アカウントの移行は面倒だ。早めに気づいた方がいいことかもしれない。
今死にそうな顔をしながら移行している。