2015年12月4日金曜日

世代交代の早い組織のコミュニケーション

みろなる氏がコミュニケーションアドベントカレンダーをやっているというので、いつも思っていることの一つを書こうと思う。

※この記事はコミュニケーションアドベントカレンダーの4日目の記事です。

本題に入る前に、まずこの件に関係する私の背景を説明しようと思う。
私は、中高一貫校と呼ばれる中学校と高校がつながっている形態の学校出身で、そこで約6年間にわたり主な活動としてプログラミングを行う部活動に所属していた。
最終的に部長にもなり、プログラミングの技術だけでなく組織としての在り方を多く考えさせられた。ちなみに現在は大学生である。
では、本題に入ろう。

学校の部活やサークルなど、世代交代が速い組織、というものがあると思う。
このような組織はそうでない組織に比べ多くの異なった特性があり、特有の問題がある。
その問題の一つが「世代交代の際に発生する引継ぎ」である。

自分の例ついて実際の例を挙げる。
この部活は中学一年生からプログラミングを学んでいるが、技術を身につけることは容易ではない。中学一年生は、4月時点ではまだ変数の概念を数学の授業で学んでいないのだ。中学一年生にそれらを教えるのは、当然二年生以上になる。しかし、何らかの問題があり、技術が途切れたとする。その場合は自力で最初の一歩を踏み出せる人間が現れるのを待たなくてはならないのだ。それは、とても時間がかかることで、数学などの基礎知識を広くつけ、様々な書籍などを読み、それらの知識から最初の学習に必要な部分だけをまとめるのであれば最低でも約一年はかかるだろう。これを技術が途切れるたびに自力習得するというのはとても無駄のある行動だとわかる。
すると、それらをしっかり引き継ぐ必要性が見えてくるわけだ。

そこで、歴代の部長はそれらの大切な情報を紙にまとめて印刷して冊子にする、部内のwikiを作る、などいろいろ試したが、あまり結果はよくなかった。自作すれば完成度は下がるし、wikiはろくに編集されない。そして、自分が六年間かけてわかった大変な事実は「やる気のある人どうしが直接会ってしっかり教えないと伝わらない」ということだった。

しかし、この数年で大きくコミュニケーションの環境は大きく変化した。
スマートフォンの普及、LINEなどのコミュニケーションアプリの普及によりより手軽に、より大人数で、よりリアルタイムに情報を共有できるようになった。
従来は活動場所に来ない人間は情報を伝えることができず、わざわざメールや電話をするか直接こちらから出向くなどして追い回さなければならなかった。これには大きな労力がかかる。
だが今はどうだろうか。重要なことはLINEのノート(掲示板のような機能)に書き込めばすぐ共有できる。また、あまりいいことではないが世代交代後もその様子をうかがうことが簡単にできるし、助言を行うこともできるのだ。
現に、この部活はLINEを通してたまに相談などをしてくるし、それらを通して部活動の状況が良好であることも伝わってきている。

つまり、結論として、世代交代の早い組織に必要なのはなのは「組織の維持に必要な情報はしっかり残し、またそれらを伝えること」ということを伝えたい。



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