2017年8月21日月曜日

大学生のパソコンの選び方の話。

多くの大学生はおそらく、大学に入学する前にノートPCを新調すると思う。
自分もそうだし自分の知る限り自分の周りの多くの人はそうしていた。(あるいは購入していないかだった)
しかし、大学おすすめのを購入するのは(多くの場合はお得なのだが)気が引けるし、かといって入学前だと勝手がわからないので選ぶ基準もわからない。
そこで、大学に入学して2年ちょっと経過した自分が得られた知見を共有しようと思う。


 




 

選ぶ条件


以下の条件を想定する。

  • 理系の大学生

  • メイン機ではない
    (自宅に据え置きがある等で自宅では使用しない)

  • 趣味等でも使う

  • 通学距離がそこそこ(1時間前後)


 

まず確認すること


はじめに、いくつか確認することがある。大学や学部、学科に関する差異だ。

大学からMicrosoft Officeが無料提供されているか


これは結構重要である。PCと一緒にOfficeを購入するかは価格に大きく影響する。
大学から無償提供されるOfficeの活用をサポートする学生向けOffice365ポータル
https://www.microsoft.com/ja-jp/education/o365/portal-top.aspx

このプログラムを行っている大学ならば、在学中はOfficeを無料で使用できる。購入する必要はまずない。確認方法としては、提供形態が複数あるため各大学のWebサイトを確認するといいと思われる。

講義で使用する可能性があるか


学科によっては講義で使用するため、要件を満たしている必要がある。入学前の案内を確認し、条件を再確認するべきだ。
具体的には、機械や建築関係の学科ではCAD(コンピュータ支援設計)ツールを動かすため、多少メモリとかが多めに必要だったりする。あとマウスが必要になる。

選ぶときに重視するべきポイント


次に、上の条件や確認事項以外でおすすめの重視するべきポイントをあげる。

重量


通学時間や方法にもよるが、全体の通学時間が長いor徒歩や自転車の距離が長い場合、重量は大きな足かせになる。自分は腰痛がひどくなった。座る時間が多い人はコンボで死ぬ。
あとメイン機があるという条件なので、グラボを載せないほうがいい。重量が増えて消費電力も増えて死ぬ。適当に載せて後悔している。

大きさ


通学に使用する鞄に入らないと問題がある。自分が使用しているリュックは14インチを越えるとおそらく入らない。また、画面が大きいと消費電力が大きくなるため、バッテリーの重量が増えるか充電の頻度が増えて不便になる。

保証


持ち運べば持ち運ぶほど壊れるリスクが上がる。大学生向けの保証や落下なども対応してる拡張保証を選ぶべきだ。
自分も一度、キーボードを壊して交換したが、Thinkpadの拡張保証で無償交換できた。
最近もボディの一部にヒビが入ったり折れたりしているところが目立ってきたため、適当なタイミングで交換しようと思っている。

ストレージ


HDDとSSDで価格が大きく違うのでどちらにすれば迷う人も多いと思うが、持ち運び用ならSSDにするべきだ。
理由は簡単で、持ち運び用であればスリープや休止からの復帰が速いSSDのほうが圧倒的に便利だからだ。2年以上立った最近交換したが、とても便利になった。

Wi-Fi


2.4GHz帯と5GHz帯両方に対応しているモジュールを内蔵しているものを選択するべきである。5GHz帯を利用する設備も普及しつつあるので、大学のように干渉が多い場所で役に立つ。ただ、障害物には強くないと言われている上に2.4GHzだけの大学もあるようなので5GHzだけ、というのは絶対に辞めたほうがいい。モジュールでは見たことないが。




以上。思い出したらまた書くかも。参考にどうぞ。

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