2017年7月7日金曜日

自宅設備の待機電力を含む消費電力を調べた話。

自宅設備の消費電力、特に待機電力が気になり、場合によってはスイッチとかPC電源連動のテーブルタップとかを導入しようと思ったので測定してみた。

使用器具


「ELPA(エルパ) 簡易電力量計エコキーパー EC-05EB 1654300」 を使用した。

公式ページは http://www.elpa.co.jp/product/el04/elpa462.html にあるが、スペックの記載が全く無いので説明書より引用する。
定格:AC100V 50/60Hz 15A以下
消費電力:1W以下
測定可能範囲:1W~1500W
測定精度:±(2%+2桁) 但し10W以上で力率1の場合

これを見ると、待機電力の測定には不安が残る。あとこのくらいの情報は購入前にわかるようにして欲しい。あとPCの電源の力率は9割前後なのでそれも怪しい。

測定対象


今回は自宅の設備ということで、ディスプレイ×2、PC本体(待機電力のみ)、PC用スピーカー、テーブルタップ(スイッチ付きの物)について調べる。個別の測定条件などは測定項目ごとに設定する。

測定結果


測定結果は以下の通り。測定項目ごとに条件等が違うため、表ではなく章立てっぽくする。

ディスプレイ(2台)


おそらく今回一番気になったデバイスだ。待機電力は電源をいれて信号を入れない状態でしばらくすると切り替わるスタンバイ状態で測定。

ディスプレイ1(I-O DATA/1600*1200) 待機電力: 2W / 消費電力: 50W
ディスプレイ2(SONY/1280*1024) 待機電力: 1W / 消費電力: 28W

消費電力が結構大きかった。2つ合わせてGTX750Tiと同じくらい食うとは思わなかった。マイニング時は収支改善のために画面は切るべきだってはっきりわかんだね。

PC本体


使用時の消費電力は処理内容とかに左右されるので、待機電力のみ。シャットダウン時、スリープ時の2項目。高速スタートアップは有効だが、完全シャットダウン時でも消費電力は変化しなかったので同条件であるとして扱う。(原理上変化しなさそうだし)

PC本体 シャットダウン時: 3W / スリープ時: 8W

高速スタートアップが有効だとそんなに起動時かかる時間が変わらないので、シャットダウンするべきである。ただ、CMOS電池のこともあるので3Wをケチるのはなしで。

PC用スピーカー


harmanの安いやつ、だと思う。待機電力は電源落とした状態でACアダプタが消費してる分。

スピーカー 待機電力: 1W / 消費電力: 2W

通常の消費に対して待機電力がかなり大きかったのだがなぜだ??ただ1Wなので手間次第か。

テーブルタップ


個別にランプつきスイッチがついてるタイプで、スイッチを全てつけた時のみ。

テーブルタップ 消費電力: 1W

ランプを3/4付けた状態で1Wだったので1.3Wくらいかな? 必要ないならスイッチ付きを使用するべきではないということがよくわかる。

考察


消費電力は意外と小さい。だが、ディスプレイをつけっぱなしというのはあまり良くないとわかったので無操作でディスプレイの電源を落とす設定にしようかと思った。
あとPCはスリープじゃなくてシャットダウン。これだけ気をつければ結構節約できる。
そして、スイッチ機能を使わないテーブルタップは置き換える。PC電源連動のテーブルタップは見送りにしよう。そんなところだろうか。

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